令和7年度 えびの市観光大学
えびの市観光大学を開催します
1.観光大学開催の背景と目的
観光振興は、地域活性化のみならず、雇用の増加や経済成長、観光に訪れた人が定住を検討するきっかけとなる可能性を秘めています。観光は、地域に住む人々と観光客の間にいる人口である関係人口の増加にもつながります。
観光庁が公表(2025年3月31日確定値)した2024年訪日客の旅行消費額は計8兆1,257億円で前年比53.1%増、2019年比43.1%増。また、2024年の日本人国内旅行消費額(2025年2月19日速報値)は、25兆1,175億円で前年比14.6%増、2019年比14.5%増となっています。さらに「モノ消費からコト消費へ」のトレンドを的確にとらえることが強く求められており、令和7年3月に策定したえびの市観光振興計画(令和7年度~令和9年度)においてウエルネスツーリズムの推進を目標に、「カラダ ココロ エビノ」のキャッチフレーズで観光振興を図っているところにあります。
観光は、自治体のシティセールスでは欠かせない要素となっており、観光資源の磨き上げとともに、効果的な広報のあり方を行政のみならず、市民、関係事業者と共有する必要があります。
えびの市観光大学は、観光振興等に対して、市民、関係事業者、行政機関などが共に学び、共に新たな行動指針を創りあげるために取り組むものです。
【観光庁_旅行・観光消費動向調査(日本国内居住者の旅行・観光における消費実態等の調査)】
【観光庁_インバウンド消費動向調査(旧訪日外国人消費動向調査)】
2.内容
ゲストスピーカーを通じて、新たな気づきを共有し、またワークショップなどから観光資源を整理し、アドベンチャーツーリズムなどの新たな観光振興策の原型を構築します。また、新たに必要とされるサービスへの対策や広報のあり方を学び、観光振興に対して、行政だけでなく市民共通の「知恵」を蓄積していきます。

観光大学の様子
3.参集範囲
行政機関、宿泊事業者、観光事業者および観光を通じたまちづくりに興味関心のある人
4.令和7年度開催予定
6月23日 第1回 えびの市観光大学
7月 第2回 えびの市観光大学
(注釈)以降、開催月日未定
令和6年度_観光大学の取組について
えびの市観光大学は、令和6年度から実施しています。令和6年度の実績については下記のリンク先からご参照ください。
更新日:2025年04月29日