令和元年度 日米共同訓練に伴う航空機騒音等調査報告について

 目的日米共同訓練時のヘリコプター等の騒音データを記録することにより、万一の不測の事態が生じた場合の事実関係の解明に資するために調査を行ったものです。なお、訓練期間中の12日間については、専門業者に委託を行い、24時間体制で全ての騒音データを測定記録し、どの時点でも騒音状況が証明できるデータの集積を行ったものです。

 航空機等騒音調査の結果は、航空機騒音、環境騒音いずれも環境基準値以下でした。また、今回の調査での最大瞬間値は、No1地点での99.7デシベル(1月28日時刻14時23分54秒)でした。
なお、専門業者による調査報告の概要は以下のとおりです。
(参考)音の目安 100デシベル…犬の鳴き声(1メートル)と同程度

 調査地点は、尾八重野区域(霧島演習場周辺)2地点、上浦区域(上浦自治公民館)1地点、合計3地点とした。

 2020年1月19日(日曜)～1月30日(金曜)12日間 午前7時30分～午後10時の調査期間の内で航空機等飛行訓練時間のみとした。なお、この期間中に航空機等の飛行訓練が実施されたのは、1月28日と1月29日の2日間であった。

全地点で航空機騒音に係る環境基準を満足していた。

全地点で騒音に係る環境基準を満足していた。

 日米共同訓練に伴い、発生した航空機騒音及び訓練中の騒音は、全て評価基準を満足していた。よって、日米共同訓練により発生する騒音は、特に問題となるレベルではなかったと推察される。