令和7年4月1日から水道料金の改定を行います
将来にわたって安全で安心な水道水を安定的に皆さまにお届けするため、水道料金の基本料金・従量料金を平均30.09%引き上げさせていただきます。
えびの市上水道利用者の皆さまにはご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
水道料金改定に関するよくある質問
Q1.なぜ改定することになったのか
市民の皆さんから集められた水道料金は、安全で安心な水道水を安定的に供給するため、施設の維持管理や管路の更新費用に使われています。しかし、近年の人口減少等による水道料金収入の減少や、施設及び管路の老朽化に伴う更新事業費用の増大により、えびの市の上水道事業を取り巻く経営環境は厳しい状況にあるためです。
Q2.どのくらい値上がりするのか
平均で30.09%の値上げになります。
~基本料金~
水道メーターの口径の大きさごとに設定されている料金です。使用水量に関わらず発生します。
~従量料金~
使用水量に応じていただく料金です。
【参考:水道料金表 基本料金・従量料金】
Q3.いつから料金が変わるのか
令和7年4月1日から改定後の料金が適用されます。
えびの市の検針は2ヶ月に1回、偶数月に行いますので、4月・5月使用分を6月に検針して、改定後の料金で請求します。
令和7年4月に請求する料金は、2月・3月使用分ですので改定前の料金で請求します。
Q4.なぜ今回の値上げ率になったのか
令和6年3月に、えびの市水道事業経営戦略(後期計画)を策定し、現行の料金体系では赤字解消の見込みが立たないことを示しました。
このことから、水道料金等審議会において適正な水道料金について諮問し、審議が行われました。
この結果を踏まえ、12月議会定例会に今回の値上げ率での条例改正を提案し、議決されました。
Q5.足りない分を税金で賄えないのか
水道事業経営は地方公営企業法に基づき、水道事業に係る費用は、水道料金で賄う「独立採算制」が原則となっています。そのため、不足する資金を全て税金で賄うことはできません。
Q6.今回の改定をすれば、当分改定は不要なのか
必ずしも不要になるわけではありません。物価や人口など、収支に関わる要素は常に変化します。水道料金は国(国土交通省)が3年から5年で見直しをするように求めていますので、今後、新たな水道事業経営戦略を策定することになります。
Q7.前回の改定はいつ?
平成22年に減額する改定を行いました。
減額改定に至った要因は、これまでに水道事業会計を圧迫していた第3次拡張事業に係る企業債(国からの借金)の償還負担が減少したためです。
また、値上げの料金改定は、平成11年度以来26年ぶりとなります。
Q8.使用水量・料金を知りたい
検針後に投函される水道使用水量・料金のお知らせをご確認ください。
Q9.水道料金の請求はいつ?
2ヶ月に1回、偶数月に請求します。偶数月の1日から10日まで検針を行い、料金の算定をします。
納付書にて支払いの方は、偶数月中旬(18日~20日)に納付書を発送します。
口座振替にて支払いの方は、偶数月の末日に引落し※をします。
※偶数月の末日が土日・祝日の場合は翌営業日の引落しになります。
Q10.水道料金の計算方法は?
水道料金は「基本料金+従量料金×(使用水量-5立方メートル)+消費税」で計算しています。
詳しい計算方法、計算例につきましてはこちら
更新日:2025年02月20日