アバンダントしらとり郷土の森

更新日:2023年12月06日

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 2001年3月24日に九州森林管理局と霧島錦江湾国立公園内の満谷国有林「3050林班れ小班」の85.14ヘクタールを保存協定締結しました。2031年3月31日までにこの優れた自然環境を保護管理しながら、市民の余暇や保険健康増進、さらには森林の持つ多目的・公益的機能を教育の場としても活用することにしています。

この一帯は、大自然の原生林で、標高600メートルから1,000メートルまでツガ・タブ・アカガシ・スダジイ・モミ等の垂直分布が見られます。また、大木・古木の極めて貴重な群生地(霧島学術参考林)であるとともに、希少野生動植物が生息している貴重な区域です。そのため、利活用するにあたっては必要な事項を条例で定め将来に継承することにしています。

  • (注意)アバンダントとは、英語で『豊かな・豊富な』という意味です。
  • (注意)2013年4月時点で、推定樹齢219年以上の巨木本数(幹周り280センチメートル以上)は620本です。

森のみどころ

森の手前に木が3本倒れており、その奥のアカマツが緑になりさわやかな風景写真

ミズナラとアカマツの森
えびの高原から甑岳登山道へ向かう途中にあります

壮大なアカマツの樹木を下から撮影した森の写真

樹齢250年以上のアカマツの巨木
甑岳登山道の途中から分岐するとアバンダントの森へ入ります

青空の下、もみの木が天高くそびえている針葉樹と広葉樹の写真

モミとツガの針葉樹
標高1,000メートルあたりでは針葉樹と広葉樹が混じります

1本の大きな樹木の根元から樹木全体を写した写真

広葉樹と針葉樹が混じる林
広葉樹の林の中に針葉樹が混じる

手前の木の根に緑の苔がはえ、その奥に森が見える幻想的な森の写真

モミジの谷
モミジの谷を下ると針葉樹と広葉樹が混生する森に入ります

幹が二股に分かれた巨木を下から空に向かって写し、木漏れ日がキラキラしている様子の写真

様々な巨木群
標高1,000メートルから800メートルは勾配が緩やかになり、様々な巨木があります

大きなもみの木が2本立ち並んでいる写真

モミの巨木
直径157センチメートル、樹高30メートル

倒れたアカガシの木の周りで関係者の人達が残骸の上に乗ったり横から触っている様子の写真

アカガシの巨木
直径236センチメートル、樹高19メートル
(平成28年8月倒木)

特徴的な木の幹をしたスダジイの巨木を写した写真

スダジイの巨木
直径199センチメートル、樹高19メートル

森の奥の木々に陽射しが届かず陰になっている森の写真

巨木群を抜けて谷筋へ
巨木群を抜けて、勾配の急な坂を下ると谷筋へ出ます

手前の大きな岩の中央に水が溜まっている白鳥川の谷を写した写真

白鳥川の谷
谷筋に沿って行くと白鳥川の谷があります

細い樹木が並ぶ森に陽射しが届き空が明るくなっているイチイガシの林の写真

イチイガシの林
イチイガシの林を抜けると白鳥温泉下湯横に出てきます

外部リンク

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