第6次えびの市総合計画について

更新日:2022年05月09日

ページID : 3712

総合計画とは

総合計画は、本市の長期的なまちづくりの基本となる目標と、その目標を達成するための取組である施策、事業を総合的・体系的にとりまとめたもので、市民と行政がまちづくりに対する課題や目標を共有するものです。

また、「えびの市自治基本条例」第15条に基づき、市政運営を計画的に進めるための総合的な指針として策定するものです。

第6次えびの市総合計画

本市では、昭和47(1972)年に総合計画を策定して以来、時代の潮流や市民ニーズを踏まえ、計画を改訂し、豊かな自然と先人達が培ってきた歴史・文化・伝統を大切にしながらまちづくりを進めてきました。

平成24(2012)年度を初年度とする「第5次えびの市総合計画」では、「大自然と人々が融合し、『新たな力』が躍動するまち えびの」を将来像に掲げ、南九州の交流拠点都市を目指し、これまで各種施策を実施してきたところです。

令和3(2021)年度に第5次えびの市総合計画(平成24年度~令和3年度)の満了に伴い、市民一人ひとりが将来に希望を持って輝き続け、次世代に誇りを持ってつないでいく自立した本市を築いていくため、本市の目指すべき将来像と、その実現に向けた羅針盤として、「第6次えびの市総合計画」を策定しました。

第6次えびの市総合計画(本編及び概要版)PDFデータ

第6次えびの市総合計画 本編
第6次えびの市総合計画 概要版

総合計画の構成

総合計画とは、市が目指すべきまちづくりの指針を示した市の最上位計画であり、計画は『基本構想』、『基本計画』、『実施計画』をもって構成されています。

【基本構想】

本市の目指す将来像を設定し、これを実現するためのまちづくりの目標及び施策の大綱を示すもの。

【基本計画】

基本構想に掲げた将来像及び分野別のまちづくりの目標実現を図るために、個々の施策を体系的・具体的に明らかにするもので、個別の計画・事業などは全てこの基本計画に即して進めるもの。

【実施計画】

基本計画で示した施策に基づき、主要な事業を具体的に示すものであり、各年度の事業実施の方針として、毎年度必要な点検・見直しを行いながら策定するもの。

総合計画の期間

基本構想を8年間(令和4(2022)年度~令和11(2029)年度)とし、基本計画を前期・後期それぞれ4年間とします。

あわせて、「実施計画」については、3年間を1期とし、毎年度必要な点検・見直しを行います。

第6次えびの市総合計画 基本構想・基本計画

基本理念

まちづくりの主役は一人ひとりの市民です。市民と行政は、それぞれがまちづくりの担い手として主体的に活動していくとともに、お互いの信頼関係の下に協調し合い、役割を分担しながら、共通の目標の達成に向けて取り組んでいく必要があります。

あわせて、持続可能なまちづくりに向けて、新しいものをつくり、受け入れるだけでなく、都市の恵まれた特性や、これまでのまちづくりの中で育んできた地域資源や個性を改めて評価し、磨きをかけ、活用していくことで、誇りと愛着あふれる市政の実現につなげていくことが必要です。

そのために、第5次えびの市総合計画まで踏まえてきた「市民憲章」及び「えびの市自治基本条例」をまちづくりの基本理念として設定し、まちづくりの主役は市民であることを基本に、市民・事業者・行政がそれぞれの責任と役割を果たし、これまで築いてきた相互に連携・協働する体制をより一層強固なものにするなど、柔軟なまちづくりへの取組を更に進めます。

将来像

将来像とは、基本理念を踏まえ、まちづくりの方向性や将来の姿を簡明・効果的に表現したものであり、将来におけるまちづくりの意志を明らかにし、市民とともにまちづくりを進めるうえで、共通の目標となるものです。

第6次えびの市総合計画 将来像

えがおが交わり続けるまち
― 霧島山のめぐみめぐる えびの -

(将来像が目指す具体像)

将来像として掲げる「えがおが交わり続けるまち」を実現させるためには、これまでも取り組んできた南九州の中心としての地の利を生かしたまちづくりを継続させる必要があります。

そこで、将来像を実現させるための具体像として、第5次えびの市総合計画の副題として定めた「南九州の交流拠点都市」を引き続き目指すこととします。

まちづくりの基本目標

第6次えびの市総合計画においては、将来像を実現するため、4つの基本目標を設定します。

基本目標は、将来像「えがおが交わり続けるまち」を受けて、大きな行政分野ごとに「えがお」「まじわり」「つづける」「まち」の4つとして設定します。

基本目標1 えがお【市民生活】

健康・医療・福祉・子育てなど市民生活を支えるサービスを充実させることで、市民の皆様の「えがお」をつくります。

基本目標2 まじわり【産業・インフラ】

本市の魅力を生かした農業や観光などの産業振興や道路などのインフラの整備などにより、交流拠点都市として、多様な人々が「まじわる」ことのできるまちづくりを行います。

基本目標3 つづける【教育】

将来にわたり、本市の魅力が輝き「つづける」ため、本市の次世代を担う子どもたちや市民が生涯にわたって学んだり、スポーツに親しんだりできる環境を整えます。

基本目標4 まち【市民協働・行政経営】

本市が、みんなが安心して暮らし、将来にわたって持続可能な「まち」となるよう、行政と市民が一体となって、「まち」づくりを行うとともに、行政経営を高度化します。

基本施策

4つの基本目標を実現するため、それぞれの基本目標に紐づく26の基本施策を策定します。

基本施策は、条例で定められた市役所の組織機構(各課・事務局等)ごとに策定することにより、市民にとって分かりやすく、行政にとっては責任箇所を明確化した、これまでにない実行性のある総合計画とします。

各基本施策及び施策については、第6次えびの市総合計画本編をご覧ください。

横断的施策

基本施策は、条例で定められた市役所の組織機構(各課・事務局等)ごとに策定していますが、各所属が連携し、市として重点的・分野横断的に取り組むべき施策を「横断的施策」として、以下の3つを位置づけます。

1.新興感染症の対策
2.教育移住の推進・飯野高等学校支援
3.地域商社(仮)の設立

SDGs(持続可能な開発目標)について

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略であり、平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された令和12(2030)年を期限とする、17の貧困や飢餓の根絶・福祉の推進などの開発目標が掲げられ、国際社会全体の課題として取り組まれているものです。

国は、SDGsの17の目標や169のターゲットに示される多様な項目の追求が、日本の各地域における諸課題の解決に貢献し、地方創生を推進するものであるとしています。

このため、SDGsの理念(「誰一人取り残さない」社会の実現)を踏まえ、SDGsを原動力とした地方創生の推進や課題解決に向け、第6次えびの市総合計画においてもSDGsの目標を位置づけることとします。

この記事に関するお問い合わせ先

えびの市 企画課 政策係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

電話番号:0984-35-3712
ファクス:0984-35-0401

お問い合わせはこちら