市長コラム(令和7年1月分)
第229号(令和7年1月)
1月1日 天宮神社歳旦祭
皆さん、新年あけましておめでとうございます。今年は、素晴らしく穏やかなお天気の中、田代自治会の「天宮神社歳旦祭」からスタートします。毎年ご案内をいただき、地域の皆さんと一緒に、今年1年の安寧をお祈りさせていただいています。
不確かな情報がデジタルの世界で幅を利かせていますが、このアナログな行事は、人とのつながりの確かさを感じさせてくれます。今年1年、えびの市民の方々が1つでも多くの幸せに接することができますよう、お祈りいたしました。



1月5日 令和7年えびの市成人式~20th Anniversary~
本日、「令和7年えびの市成人式」を開催しました。多くのご来賓や家族、関係者の皆さまと共に、201人の門出をお祝いしました。
アトラクションは、成人者で構成する実行委員会が担当し、ビンゴ大会などを開催しました。市内企業の協賛を得て、豪華な賞品が用意され、会場は盛り上がっていました。
私は、「経済や人口の拡大において幸せを感じる時代から、時代に合った新しい価値観を創造し、新時代を切り拓いてほしい!」とお話ししました。皆さん、おめでとうございました。



1月7日 令和7年新春賀詞交歓会
本日、えびの青年会議所とえびの市商工会青年部主催の賀詞交歓会に参加しました。次世代リーダーたちの熱い想いを聴く懇親会は、気持ちが高まります。私にとっても、この賀詞交歓会における最後の市長あいさつとなりました。残り9か月、全身全霊をかけて頑張ります!



1月8日 令和7年度新春地域・交通安全のつどい
本日、「令和7年度新春地域・交通安全のつどい」を開催しました。
交通安全や地域安全は、地域住民が団結することで大きな成果を上げることができます。そのためには、定期的に集まり、意識を高め、多くの方にその意識を広げる必要があります。
忙しい中、ご参加いただいた皆さまに感謝いたします。



1月10日 農協主催子牛品評会
本日は、「農協主催子牛品評会」が開催され、あいさつをいたしました。
昨年は、子牛価格が1頭当たり令和5年比で約2万円程度のマイナスとなり、資材・餌代の高騰もあって非常に厳しい年でした。しかし、こうして品評会に出品されて飼養管理技術を確認することは、大変重要です。この努力が報われるように、関係機関と力を合わせてサポートしてまいります。



1月10日 湧水町商工会えびす祭り新春懇談会
本日の夜は、「湧水町商工会えびす祭り新春懇談会」に参加しました。商工会長、湧水町長、そして湧水町議会議長が商工業を取り巻く課題や現状についてお話しされましたが、その内容はえびの市とまったく同じでした。小回りの利く組織だからこそのフレキシブルな対応で、ともに時代を切り拓いてまいりましょう。今年もよろしくお願いいたします。



1月11日 えびの市観光アンバサダー委嘱式
本日、「えびの市観光アンバサダー委嘱式」を行いました。えびの市の魅力を市内外に発信していただくことを目的に、えびの市では初めての委嘱となります。
記念すべきアンバサダー第1弾としてお願いしたのは、飯野高校3年の伊藤さんと白石さんです。お二人は、すでにダンスを通じた活動や野球部のマネージャーとしての活躍が評価され、マスコミにも取り上げられました。卒業後も大きな役割を担っていただくことになりました。私たちも末永くお二人を応援していきたいと思います。



1月11日 令和7年えびの駐屯地新年交歓会
本日、「令和7年えびの駐屯地新年交歓会」が開催され、あいさつをいたしました。市長としての新年交歓会でのあいさつは、これが最後となりますので、過去15年を振り返り感謝の意を伝えました。
えびの市にとって、自衛隊は一つの文化となりました。次のリーダーも、自衛隊との共存共栄を推進できるよう、しっかりとバトンタッチしてまいります。



1月12日 令和7年えびの市消防出初式
本日、「令和7年えびの市消防出初式」を挙行しました。消防団は昨年、18件の火災出動に対応しました。
さらに、今日の出初式や入退団式などの公式行事への参加、河川水位上昇による詰め所待機、災害調査や対応、消防車による災害警戒情報の告知、人探しへの協力、操法大会や延長訓練への参加、個別練習などを通じて、自分の仕事を持ちながら、かなりの時間を割いて地域の安全のために頑張っています。
強い使命感と誇りが彼らの原動力です。市民の皆さん、1番身近で頼りになる、本当にありがたい団員たちへの理解と激励をよろしくお願いいたします。



1月13日 第15回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会
本日、「第15回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会」の応援に行って参りました。今回は初めて運動公園内の周回コースで行われました。競技場内での中継が多く、1箇所で多くの選手の力走を見ることができました。えびの市選手団の頑張りと結束を目の当たりにし、大変感動しました。この経験をこれからの人生に活かしてほしいと思いました。選手の皆さん、コーチやスタッフの皆さん、ご家族や応援団の皆さん、ありがとうございました。



1月14日 第19回九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会
本日、「第19回九州・沖縄防衛議員連盟連絡協議会総会」が宮崎市で開催され、来賓として出席しました。防衛議員連盟は地方議員で構成され、国防思想を普及・啓蒙し、県民と自衛隊の相互理解を深める団体です。宮崎県はすべての議会が加入しています。
また、西部方面総監部や統合幕僚長として実績を残され、私たちの要望にも対応していただいた山崎さんの防衛講話がありました。改めて、現在の安全保障環境の厳しさを実感しました。



1月18日 えびの市自衛防疫推進協議会研修会
本日、「えびの市自衛防疫推進協議会研修会」を開催しました。最近、国内で発症事例が報告された牛のランピースキン病については、都城家畜保健所から説明があり、質疑応答を通して共通の認識を得ることができました。
この病気は、サシバエなどの吸血昆虫が媒介し、感染から発症まで最大6週間かかる厄介なものです。農家には報告義務がなく、自主淘汰した場合には補助金が出るようです。
口蹄疫を経験したえびの市としては、「忘れない、伝える、活かす、備える、繋げる」という思いを改めて感じ、まさしく阪神淡路大震災の教訓と同様の重要性を実感しました。



1月18日 令和7年1月期子牛セリ市開始式典
本日、「令和7年1月期子牛セリ市開始式典」が開催され、参加しました。
長峯参議院議員、河野知事、西諸県選出の3県議会議員、西諸の3首長をはじめ、多くの来賓が出席し、鏡開きでスタートしました。
最初の子牛3頭は西諸畜連会長、長峯参議院議員、河野知事が引かれ、高値が付きました。
全体的に前回より高く、良い雰囲気でした。
1年間の家畜の無病息災と高値を祈りました。
令和7年1月競り市(初日)結果
雌 513千円
前回比 40千円高
雄 605千円
前回比 35千円高
計 565千円
前回比 43千円高



1月21日 市長と語ろう会<上大河平自治会>
本日は、上大河平自治会で「市長と語ろう会」が開催されました。えびの市政運営の令和6年の振り返りと、令和7年の展望についてお話しした後、地域課題に関する意見交換を行いました。地元ならではの“気づき”を伺い、「市長と語ろう会」の意義を改めて感じました。いただいた要望の中で、前向きに回答した件については、早速対応いたします。ありがとうございました。



1月23日 第79回南九州駅伝競走大会出場選手激励会
京町二日市と同時開催される「第79回南九州駅伝競走大会」に出場する選手の激励会を、JA宮崎えびの市地区本部の皆さんが道の駅えびのにて開催してくださいました。私も参加し、選手たちを激励させていただきましたが、今回は飯野高校の先生、生徒、OBが選手となっています。
絆を力に変えて、頑張ってほしいと思います。大会は2月2日(日曜日)午前10時スタート予定です。皆さんの「道の駅えびの」チームへの応援、よろしくお願いします。



1月24日 新春座談会<市長さんと語る会>
本日は、高齢者クラブ連合会主催の「新春座談会<市長さんと語る会>」でお話をさせていただきました。コロナや荒天のため中止が続いておりましたが、5年ぶりの対面開催となりました。昨年の振り返りや今年の展望に加え、就任からこれまでの経過もお話ししました。多数のご参加をいただき、ありがとうございました。



1月24日 新しい共同物流に関する記者会見
本日、宮崎県庁で新しい共同物流の実証実験に関する記者会見を行いました。
日本の農水産物や食品の98%はトラック輸送によって運ばれています。しかし、労働力が不足し、働き方改革を推進する中で、どのように効率を上げ、空のトラックを走らせないようにするかが課題となっています。このため、共同物流が注目を集めています。
現在、私たちの九州では、東京や大阪から陸路で福岡に物が入ってきており、福岡の倉庫から南へ運ばれた後、帰りは空の状態で北上しているケースが多く見られます。この帰りの北上ルートの課題を解決し、トラックの輸送効率を上げるために、宮崎カーフェリーを利用します。宮崎カーフェリーで宮崎港から神戸港に運ばれた農産物を神戸から陸路で大阪や関東に運び、帰りは関東や大阪から日用品を陸路で集荷し、神戸港から宮崎港を経由し、えびの市の産業団地に運ばれます。これらにより、空で運んでいた北上ルートでも荷物が運ばれるようになります。
また、南に拠点を持つことで、危機管理上のリスクが減少します。今回、農産物や日用品などの運送データを把握できるシステムが構築され、効率的な輸送マッチングを図る環境が整いましたので、実証実験を行うこととなりました。今後、実験結果が本格的な物流改革に発展することを期待いたします。



1月27日 株式会社デベロップ様との企業立地協定及び災害締結式
本日、株式会社デベロップ様との「企業立地協定及び災害協定締結式」を開催しました。この協定は、京町に2月14日にオープンする移動可能なコンテナ宿泊施設に関するものです。観光拠点として、また災害時の避難施設として活用されることが期待され、14人の雇用を創出し、他業種への相乗効果も見込まれています。
災害時の避難施設としての利活用の精度を向上させるために、関係機関で見学会も開催されました。



1月29日 硫黄山の噴火に起因する河川白濁対策要望
昨日、「硫黄山の噴火に起因する河川の白濁対策要望」を行いました。窓口になっている内閣府の長橋総括官、江藤大臣、松下参議院議員、長峯参議院議員、古川代議士に改めて現状をお伝えし、国の対応を求めました。



1月29日 全国市長会「社会文教委員会」、「理事・評議員合同会議」
本日午前中、全国市長会「社会文教委員会」に出席し、午後からは「理事・評議員合同会議」に参加しました。各省庁のお話を聞く中で、石破政権の新しい動きが見えてきました。また、市長会からの要望が反映された部分や、新たな課題も感じられました。しっかりと準備をして、市政運営に活かして参ります。



1月30日 陸上自衛隊第24普通科連隊・えびの駐屯地存続期成同盟会要望活動
本日、「陸上自衛隊第24普通科連隊・えびの駐屯地存続期成同盟会要望活動(久留米駐屯地西部方面混成団)」を行いました。今回も小林市、高原町、湧水町の皆さまと一緒に、えびのの駐屯地の増員・増強について要望しました。新年度の予算に、火薬庫の新設や火砲の更新(大砲から自走砲への変更)、新しい宿舎の新設にかかるものが挙がっていますが、これらが何とか増員につながるよう要望いたしました。



1月30日 飯野高校生徒の「万博国際交流プログラム生徒間交流(マダガスカル)」に伴う活動報告
本日、昨年末に国の事業を活用してマダガスカルに交流に行った飯野高校生が活動報告に来てくれました。
「実際に体験しなければ分からない」、「異文化を受け入れることの大切さを感じた」といった言葉から、交流の意義や今後の可能性を感じたことがヒシヒシと伝わってきました。
同行した地域おこし協力隊の武井隊員によると、引き続き国の事業を活用し、万博に合わせて日本に来られるマダガスカルの方々にもえびの市に来ていただき、マダガスカルの高校生の留学につながるようにしていきたいとのことです。
今後、さらに交流が深まりそうです。



更新日:2025年02月19日