市長コラム(令和2年7月分)

更新日:2022年03月03日

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第178号(令和2年7月)

7月4日人吉市災害支援

今回の豪雨により、お隣の人吉市が、甚大な被害を受けました。
市役所の対応も自ら被災をする中、待った無しの住民サービスの提供に大変ご苦労されています。
えびの市では、人吉市役所に負担がかからないように、松岡市長の要請に応えるかたちで、慎重にプッシュ型支援を始めました。
支援物資は、飲料水(1本2リットル)を417本、アルファ米(1袋約100グラム1食分)を600食分、かんぱん(1缶110グラム1食分)を768缶、マスクを1万枚です。
災害対策を最優先され、外からの支援の窓口も決まっていない状況では、むやみに支援物資を送ったり、問い合わせをする事は、控えるタイミングだと思います。
末永いサポートが必要と思われます。
慌てず、ニーズを把握しながら、慎重に行動しましょう。

マスクをした男性が、女性に書類を渡している写真
段ボールに入った支援物資が並べられている写真
えびの市災害支援車両と書かれた紙が貼られた車両と、その横に立つ4名の男性の写真

7月6日人吉市へのリエゾン派遣

今回の豪雨では、市内でも、床上浸水や車の水没、道路や水路の損壊などの報告を受けました。
被災された市民の皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、全力で復旧に向け取り組んで参ります。
また、既にリエゾンとして人吉市に入っている熊本県の支援チームと連携して、えびの市職員2名をリエゾンとして人吉市へ派遣しました。

市長と防災ベストを着た男性2名が向かいあっている写真
市長室に、防災ベストを着た男性2名と関係者3名と市長が立っている写真
防災ベストを着てマスクをしている男性2名が起立している写真

7月7日南三陸町長来庁

宮城県南三陸町の佐藤町長が直接来庁され、職員を災害派遣して頂いたことに伴う感謝状を贈呈されました。
「復興がスタートした時は終わりの目処が立たず、心配もあったが、今振り返ってみると、あっという間の10年間でした。支援頂いた職員の方々のマンパワーのおかげです。」とおっしゃってました。
派遣した200以上の自治体に、町長が直接回られているそうで、改めて感謝の重さを感じました。

額に入った感謝状を持つ市長と男性の写真
市長と関係者の方々が市長室に着席している写真
南三陸町と、感謝の文字、地図が彫られた木の板の写真

7月8日宮崎県副知事被災地視察

今回の令和2年7月豪雨災害では、道路・水路・田畑など、えびの市内もかなりの被害に遭いました。
随時復旧に向けて取り組んでまいります。
早速、郡司副知事が現地視察と意見交換に来て頂きました。
現状を伝え、国・県の協力を強くお願いしました。

市長室で、書類を見ながら話をする市長や関係者の写真
田畑を視察する関係者の写真
崩れ落ちた道路に三角コーンが立てられている写真

7月11日古川禎久衆議院議員及び松下新平参議院議員被災地視察

中野県議に調整を頂き、古川衆議院議員・松下参議院議員に被災状況の視察と説明をさせて頂きました。
激甚災害への指定と一刻も早い復興支援をお願いしました。
やはり、直接見ていただき、感じて頂くのが一番です。
お忙しい中有難うございました。

市長が作業服を着た3名の関係者に田んぼの方を指さし話をしている写真
茶色く濁った水が流れる川の橋の上で、関係者が集まっている写真
数名の関係者が橋の上に立ち、青色の帽子を被った男性が右側を指さしている写真

7月13日学校法人日章学園の体温計寄附

学校法人日章学園の後藤理事長から非接触型体温計10個のご寄付を頂きました。
中国の長春日章学園高中からご寄付があった物を直接お届けして頂きました。
大切に使わせて頂きます。有難うございました。

市長と男性が一緒に箱を持っている写真
市長と男性が、非接触型体温計を一緒に持ち、並んでいる記念写真
非接触型体温計と箱の写真

7月14日地産地消応援消費対策事業学校給食訪問

新型コロナウィルスの影響で消費が落ち込んでいるえびの産宮崎牛・ハーブ牛の消費拡大とPRの目的で、市内の全学校給食に牛丼を提供しました。
もちろん保護者の負担なしで、えびの市の素晴らしい食材を子どもたちに楽しんでもらいました。
食後には、「なぜ市長になったんですか?」、「いつもは、どんな仕事をやっているんですか?」などの楽しい質問もあり、「市長の仕事は、やり甲斐が有るので、将来は市長を目指して下さい。」とメッセージを贈りました。
とても美味しい牛丼でした。
有難うございました。

トレーの上に牛乳やご飯、おかずが置かれた給食の写真
教室の前方に座り、児童と一緒に給食を食べる市長の写真
市長や黒い法被を着た関係者が木製机の席に間隔をとって座り、話をしている写真

7月19日長峯誠参議院議員被災地視察

長峯参議院議員が、被災地の視察に来て頂きました。
「来年の水稲作付けに憂いの無い様に、しっかり連携をとってまいります。」と力強い言葉を頂きました。

田んぼの前で、作業着を着た関係者と市長が話をしている写真
緑のベストを付けた男性が、手元の書類に記入しており、その周りに集まる関係者と市長の写真
被害にあった田んぼの前に集まり話をしている関係者を後方から写した写真

7月23日農林水産大臣及び宮崎県知事被災地視察

大変過密なスケジュールを割いて、江藤大臣と河野知事が、えびの市の被災地の視察に来て頂きました。
江藤大臣からは、「来年の水稲作付けを目標に進めます。現状復旧ではなく、さらに機能強化したい、国・県連携します。」と地元の農家さんに力強く話して頂きました。
農家の皆さんからは、「大臣の言葉を頂き、折れていた心に元気が戻りました。」と感激されていました。
共に頑張りましょう!

青い帽子を被った男性を中心に、作業着を着た関係者が集まっている写真
険しい顔で集まる作業着を着た関係者や市長の写真
青い帽子を被った男性の周りに、撮影しながら話を聞いている関係者の写真

7月27日全国青年市長会災害相互応援に伴う人吉市災害支援物資搬送

全国青年市長会の会員市などから集まった人吉市への災害支援物資を人吉市の倉庫に搬入しました。
人吉市のリクエストに応えるかたちで調整し、10トントラック2台分になりました。
地元の福山通運さんのご協力も頂き、健康チェックを済ませた職員10名が、責任を持って荷下ろし、物資整理まで行いました。
ご協力頂きました、青年市長会の皆さん、有難うございました。

マスクをして両手を前に組む市長と左側に止まっている数台の車の写真
段ボールが積み重ねて並べられた写真
バスの前に横一列に並んでいる関係者の写真

7月28日牛越祭り

毎年7月28日は、えびの市西川北の菅原神社で、「牛越祭り」が行われる日です。
例年は、飾り付けされた牛と各地から集まったカメラマンたちで賑やかな中に神事と牛越えが行われるのですが、新型コロナウイルス感染予防のため、少人数での神事だけになりました。
一番大事な「家畜の無病息災」を祈願できてほっとしていますが、来年は賑やかな風景が帰ってくる事を願います。

菅原神社前で間隔をあけながら立っている参加者の写真
玉串を顔の前に持つ市長の写真
マイクを持って話をする市長の写真

7月28日川内川水系流域治水協議会

鹿児島県さつま町で「第1回川内川水系流域治水協議会」が開催されました。
まさにタイムリーな開催となりましたが、川内川水系の市町村・県・国の行政機関が協働して、流域全体の水害を軽減させる目的で流域治水を計画的に進めていく事が目的です。
将来の気候変動はほぼ確実で、気温が2度上がると降雨量は1.1倍、流量は1.2倍、洪水発生頻度は2倍になるそうです。

コの字型に配置された会議席に着席する協議会参加者の写真
着席する協議会参加者と、立っている1名の男性を後方から写した写真
概要説明資料の表紙

7月31日災害ゴミ受入開始

人吉市からの災害ゴミの受け入れがスタートしました。
被災と災害支援、コロナの防疫体制と経済支援。
いろいろな非日常を同時に解決しなけれならない時代になりました。

黄色いごみ収集車の写真

この記事に関するお問い合わせ先

えびの市 企画課 秘書係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

電話番号:0984-35-1111
ファクス:0984-35-0401

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