市長コラムバックナンバー(平成28年1月分)
第136号(平成28年1月20日掲載)
新年のあいさつ


新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に輝く平成28年の新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、全国的に地方創生元年と位置づけられ、本市におきましても新たな人口減少対策を取りまとめる良い機会となりました。年始に人口2万人を切ったこともあり、「ピンチをチャンスに変えよう!」という危機感のもと、多くの市民の方々のご意見をいただき、えびの市版の「総合戦略」素案を取りまとめることができました。
その先行型として取り組んだ事業の効果もあり、道の駅来場者数は前年比115%の伸びを記録し過去最高となりました。同様に、京町温泉マラソン大会参加者や市内農家民泊体験者も過去最高を記録し、市民の手による自主的な新しいイベントも増えていることと併せて、交流人口増の手ごたえも感じたところです。
さらに、高齢者や交通弱者の負担を軽減するためのタクシー利用料金の一部助成、病後児保育施設の事業開始および第3子以降保育料無料化等も実施することができましたので、住みよいまちへ近づけたものと思っております。
また、本市の基幹産業である農業の畜産分野において、減少が続いていた繁殖母牛頭数が8年ぶりに増加に転じたことも、将来に希望が持てる大変明るい話題だと感じているところです。
本年は、市民の皆様との意識の共有をより一層図りながら、住み続けたいまちを目指し、総合戦略の目標達成に向け、皆様にその成果を実感していただけるように積極的に取り組んでまいります。また、これまで以上に自治体間の連携を深め、周辺地域一体となった魅力の磨き上げと発信にも努めてまいります。
結びに、本年もこれまでどおり変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、本年が皆様にとりまして健やかで、穏やかなそして平和な年でありますようお祈りいたしまして年頭のあいさつといたします。
更新日:2022年03月03日