市長コラムバックナンバー(平成24年12月)

12月2日、ハートリンクフェスタ2012inえびのが開催されました。
このイベントは、NPOハートリンク宮崎for ASIAの主催によるもので、えびの市も共催という形でバックアップさせていただきました。
主催者は、これまで給料の下2桁を募金してもらう活動を通じて得られた資金を元に、車いすを購入し、国内のみならずアジアにも寄付してこられましたが、この度、車いすバスケットやコンサートなどを通じて健常者の人にも障がい者の方々を理解し、障がい者の方々も気軽に参加していただきお互いを理解し交流しようと言うことを目的に、新たなイベントを開催されたものです。
当日は、市内の障害者福祉会の皆さんや車いすバスケットボールの県内チームの皆さん、日章学園の生徒さんなど約250人が参加され、盛会に開催されました。
私も視覚障害を持った人でも楽しめる「卓球バレー」や車いすバスケット用の車いす体験、車いすマラソンを撮り続けているカメラマンとのお話などを通じて交流を深めさせていただき、心のバリアフリーがいかに大切か実感しました。
これからもお互いを尊重し、共に歩んで行くまちづくりが推進されるように頑張ります。

12月3日、えびの警察署と横川警察署の年末・年始特別警戒合同開会式に参加しました。
県境を越えて交流が盛んなこの地域で、それぞれの警察署が連携し合同で年末年始の特別警戒開始式が開催されました。今回は湧水町で開催され、式典のあと防犯ガラスの紹介があり、出発式に移り、号令一下それぞれの地域の警戒に出発して行きました。地域を越えての安全確保の連携は大変意義があると思います。
これまでえびの市では、警察はもちろん地域ボランティアの見守りなどの充実のおかげで、「自分たちの地域は自分たちで守る」と言う意識が高く、交通死亡事故0の記録も更新中です。しかし、先月には小学校2年生が巻き込まれるひき逃げ交通事故が発生し、被害者の一人のお子さんは、まだ意識が戻っていません。一刻も早い回復を願ってやみません。
私も道路管理者として大変責任を感じ、今出来る交通規制を地域住民や関係機関と模索中です。えびの市民が被害者にも加害者にもならないよう改めて皆さんのご協力をよろしくお願いします。