市長コラムバックナンバー(平成24年11月分)

更新日:2022年03月03日

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第81号 (平成24年11月28日掲載)

田の神さぁの里 産業文化祭

11月17日、18日に、田の神さぁの里 産業文化祭が開催されました。
初日はあいにくの雨で、読書感想文・感想画表彰式も文化センターのホールでの開催となりました。今年もすばらしい感想文・感想画で、子どもたちの感性の高さに感動しました。今後ともその素直な感性を磨き上げて、幸せな人生の糧にして欲しいものです。小さなころに図書に触れ合うことの大切さを改めて感じました。表彰式を主催していただきましたNPOえびのの皆さん、本当にありがとうございました。今後とも、ぜひ継続して続けてください。
2日目は、快晴で大にぎわい、多くの市民の方々に楽しんでいただきました。ステージでは、全国和牛能力共進会連覇の一役を担われた坂元さん親子に感謝状を授与させていただきました。万雷の拍手で市民の皆さんの歓迎ぶりが伝わってきました。
文化部門の展示作品もすばらしいものばかりで、えびの市民の底力を痛感しました。出品・出展・出店いただいた皆さん、ご来場いただいた皆さんありがとうございました。

舞台上で男性から表彰される男の子の写真
ステージ上で男性から表彰される白い服の二人の男性の写真
えびの市マスコットキャラクターみなほちゃんを囲む親子の写真

物産館の目玉、キンカンソフトクリーム

11月19日、キンカンソフトクリームの試食を行いました。
物産館建設が進むなか、物産館で販売する独自商品も開発が進んでいます。その中で目玉として期待しているのが「キンカンソフトクリーム」です。
えびの産のキンカンは、その糖度の高さや香りがすばらしいものですが、特に大きく糖度が高いものは、"完熟キンカン「たまたま」"のブランド名で有名です。その果肉・果皮を使ったソフトクリームの開発に成功しました。
えびの産の生乳を原料としたソフトクリームに、キンカンの香りとさわやかな苦味がマッチして大変おいしいソフトクリームができあがりました。まだ改良されるということですが、物産館でしか食べられない目玉商品になると思います。早く市民の皆さんにも食べていただきたいと思いますが、今しばらくお待ちください。

広い駐車場がある建物の前でソフトクリームを食べている市長と眼鏡をかけている男性の写真
駐車場に停まっている青色のトラックの後方に立っている数名の写真
手にソフトクリームを持っている写真

西川北区で避難訓練

11月25日、西川北区で避難訓練を実施しました。
今回の避難訓練は、大雨による河川氾濫(はんらん)および土砂災害が発生したことを想定したもので、非難準備情報・避難勧告などの情報提供する中で、住民の皆さんが公民館に避難するものでした。
公民館の近くに現地対策本部を置き、消防団、消防署、警察署、土木事務所、自衛隊と連携を取りながら危険箇所の把握や交通規制、孤立者の救助などを行いました。訓練終了後は、防災講話を行い、正しい避難方法などを住民の皆さんにお伝えしました。
多くの人に参加していただき、本当にありがとうございました。自助・共助の大切さの確認が取れたと思います。私たちも多くのことが学べ、新たな対策を考えることもできました。今後とも危機意識を持ってお互いに、しっかり対策を打ってまいりましょう。

多くの参加者が集まっており、参加者に話をしている帽子を被った男性と消防服を着てヘルメットを被った男性の写真
白色ヘルメットや消防の帽子を被った男性がテーブルに置いてある地図を見ており、赤色フルフェイスのヘルメットを被った方が地図を指さししている写真
赤色フルフェイスのヘルメットを被った人たちが横一列に整列し、白いヘルメットを被った男性の話を聞いている写真

第80号 (平成24年11月20日掲載)

さわやか涵養林・えびのの里下草刈り活動

11月11日、さわやか涵養林(かんようりん)・えびのの里下草刈り活動が開催されました。
えびの市の南部広域農道(みやま霧島ロード)沿いの末永地区に、「さわやか涵養林」の看板が出ています。
南九州コカ・コーラボトリング株式会社様のご協力で、5年前から3年かけて2ヘクタールの山林に広葉樹約4800本の植林をしていただきました(市長コラム10号参照)。その後は、社員の方々や一般公募の方々を中心に下草や枝打ちなどの管理、環境体験学習などを定期的に行っていただいています。企業理念が広く住民の皆さんと共有できており、すばらしいイベントになっています。
当日はあいにくの雨でしたが、旧霧島分校でいろいろな体験を通じて、豊かな自然や良質な水資源を次世代に残すことの大切さを感じていただけたのではないでしょうか?
参加者の皆さん、主催者の皆さんお疲れ様でした。

コカコーラのロゴの机を前にマイクをもって話をしている市長の写真
コカコーラの横断幕を背景に集まっている大人や子供の集合写真
テントの下で巻き割りをしている子供と補助をしている大人の写真

完成が待ち遠しい「交流物産館 道の駅えびの」

11月13日、「交流物産館 道の駅えびの」の進捗状況を視察しました。

 来春4月のオープンを目指し建設が行われている「交流物産館 道の駅えびの」の進ちょく状況を視察しました。パースと設計図面から想像していたとおりのすばらしいレイアウトで、特徴的な屋根のアールも霧島連山と同調し、完成を待ち遠しく感じました。
物産館準備室もJA本店内に開設され、新商品の開発なども急ピッチで行われており、オープン以降の催し物、他の道の駅との交流事業なども具体的になってきました。市民の皆さんのための物産館です。一人でも多くの方々に参画していただきたいと思います。「私も出荷したい」「イベントや展示を行いたい」など、どしどしご意見ご提案いただきますようお願いします。
(問い合わせ先)JAえびの市本店「物産館準備室」電話33-5743

資料をもってヘルメットを被っているスーツの男性や作業服の男性の写真
骨組みが出ている建築途中の道の駅の写真
道の駅の完成予想図の写真

第8回えびの市 米・食味コンクール

11月17日、第8回えびの市 米・食味コンクールを開催しました。
米・食味コンクールは、「えびの米の高いブランド力を更に磨き上げよう」という目的で、毎年産業文化祭に合わせて開催していますが、今年は市内全域から186点の応募がありました。銘柄は「ヒノヒカリ」が156点、今年から本格作付けを始めた、「にこまる」が30点でした。
エントリーしていただいたすべての米の食味値を計り、上位5点を選出しました。そして、当日、同一条件で炊き上げ、関係者約90人が試食、投票して、最優秀賞が決定されました。
上位5点の内訳は、にこまる4点、ヒノヒカリ1点、最優秀賞も勘場さんのにこまるでした。にこまるは、食味値が高いものが多く、収量も多かったため高い評価をいただきました。高温障害に強く収量の多いにこまるが食味でも高く評価されたことは、大きな収穫でした。今後えびの米の評価を高めてくれる大きな助っ人になりそうです。

テーブルに置かれたお皿の上のお米を見ている方々の写真
舞台上で立っている6名の男性と座って聞く参加者達の写真
舞台上で表彰される男性と座ってみている参加者達の写真

第79号 (平成24年11月14日掲載)

第24普通科連隊えびの駐屯地の存続を要望

11月1日、2日に第24普通科連隊えびの駐屯地存続要望に行ってきました。
今年は、えびの駐屯地の改変縮小の決定がされる可能性もあると言うことで、期成同盟会の要望活動(第71号参照)や関係機関単独の要望活動も強化しています。
7月には、区長さんの協力で市民から寄せられた署名1万1867筆の名簿提出を熊本の西部方面隊と第8師団に行いました。今回は、期成同盟会にも署名をお願いし、合わせて2万2813筆の署名が集まりましたので、代表して防衛省などに届けてきました。
防衛省では大野防衛大臣政務官、太田総務部長、番匠陸上幕僚副長に署名の写しと要望書を渡してきました。それぞれ、えびの駐屯地の重要性は理解されていて、2万1千人弱の人口の中でこれだけの署名が集まったことに感激され、感謝の意を伝えられました。一方で自衛隊員が削減される中、増員増強が難しい現状であるとの話もありました。縮小統合か現状維持か、はたまた増員か、今しばらくは、私たちの熱意を伝え続ける必要がありそうです。

テーブル上に置かれた要望書を見ている3人の男性の写真
要望書を持って写っている男性3名の写真
屏風の前に立ち要望書を持っている男性4名の写真

えびの市民表彰

11月3日、えびの市民表彰式典を開催しました。
以前は、市政功労者表彰として行政主導で候補者を選定していて、一時中断していましたが、平成21年から市民表彰として市民の皆さんにより近い方々を市民の皆さんに選んでいただく形で復活しました。
今回は、教育・芸術・体育・文化部門で、えびの市史談会の市田寛幸さんとえびの市地域婦人連絡協議会の平山ヒサヱさん。公共福祉部門では、えびの市更生保護女性会の木原ヒデ子さんとえびの地区保護司会が表彰を受けられました。
表彰を受けられた皆さんに心から感謝を申し上げるとともに、これからも市民の模範者として引き続きご指導いただきたいものです。

舞台上の演台前に市長が立ち、右横の椅子に表彰者が座っている写真
舞台上の演台前に立っている市長にスタンドマイクの前に立っている男性が感謝状を述べている写真
屏風を背景に表彰者と市長の集合写真

関東えびの会に出席

11月4日、関東えびの会に出席してきました。
毎年今の時期にご案内いただいていますが、今年も議長と参加してきました。
今回で15回目となる関東えびの会でした。永崎会長もお話されていましたが、若干参加者が少なく寂しい気もしました。しかし、ふるさとを思う気持ちに陰りは無く、参加者は再会を喜んでいらっしゃいました。
私も吉都線100周年記念イベントや全国和牛能力共進会、道の駅など近況報告と宮崎牛の消費の協力と、道の駅の利用促進をお願いしてきました。
ふるさとを遠く離れてもえびのの発展を強く願っておられ、おおいに元気をいただいたえびの会でした。

演台前でマイクを持ち集まった参加者に話をしている男性の写真
演台前に立って話をしている市長とテーブルの椅子に座って話を聞いている参加者の写真
演台前に立ち話をしている男性とテーブルの椅子に座って男性の話を聞いている参加者の写真

第78号 (平成24年11月6日掲載)

飯野駅前区公民館が落成

10月20日、飯野駅前区公民館の落成式に参加しました。
飯野駅前区では、これまで旧飯野駅前文化会館を公民館として使用していましたが、老朽化に伴い平成20年に取り壊してから、JR飯野駅舎や飯野駅前地区体育館分館などを活用していました。
これまで、市と飯野駅前区の間で旧飯野駅前文化会館跡地の売買の確約も行われていましたが、価格などの面で交渉がまとまりませんでした。そんな中、飯野駅前区の区長を始め有志の皆さんが、改めて「自分たちの公民館を建設したい」と言う強い思いで立ち上がられ、議会へ陳情書を提出されました。
これを受けて議会でも慎重審議していただき、素晴らしい解決策を導いていただきました。宝くじ交付金も受け、もちろん区民の皆さんの負担金も確保しながら、念願の公民館建設となったものです。
区長さんや建設委員の方々の熱い挨拶を聞いて、これから新たな地域づくりの拠点として、ますます輝いていただけるものと確信しました。

悲願の阿波井堰改築事業が着工

10月27日、阿波井堰改築事業の着工を祝う会がありました。
これまで旧吉松町やえびの市が洪水災害などにあったとき、湧水町の旧吉松町と旧栗野町の境にある川内川の狭窄部(川幅が狭くなっているところ)が大きな要因ではないかと推察されていました。
特に、平成18年7月豪雨において川内川流域で洪水が発生し、2347戸が浸水する大きな被害を受けてからは、井堰改築の機運が高まり、川内川上流期成同盟会でも何度となく陳情を行いました。その甲斐あって、2006年(平成18年)度から(激特事業)が実施され、さつま町に推込(しごめ)分水路を、曽木の滝に曽木の滝分水路を建設するとともに、各所で狭窄部の掘削、堤防や水門の新設、鶴田ダムの洪水対策能力を強化する工事も実施され、川内川全体の治水力は大幅に向上しました。そしていよいよ今回の阿波井堰改築事業の着工を迎えることになったものです。
まさに県境を越えて達成できた悲願です。これまでご協力いただいたすべての方々に感謝するとともに、無事改築完了を祈念するものです。

阿波井堰改築事業の着工を祝う会に出席された参加者と来賓者や市長の写真
参加者の前に立ち話をしている市長の写真
改築工事の詳細が書いてある看板の写真

宝くじスポーツフェア「ドリームベースボール」

10月28日、宝くじスポーツフェア「ドリームベースボール」が開催されました。
プロ野球往年の名選手29人に参加していただき、地元の子どもたちへの野球教室、講演会、えびの市選抜チームとの交流試合など、えびののスポーツ振興におおいに尽力いただきました。
観客も県境を越えて多数来場していただき、大いに賑わいました。始球式の私の投球は大失敗でしたが、球場に響き渡る子どもたちの歓声は大変心地よいものがありました。野球を通して元気をいっぱいいただき、まちの活性化につながったと思います。

スーツを着た男性と野球のユニフォームを着た男性の集合写真
野球のマウンドで振りかぶっている男性の写真
野球のユニフォームを着た男性が子供たちに野球を教えている写真

和牛オリンピックで快挙

10月25日から29日にかけて、長崎県佐世保市で第10回全国和牛能力共進会が開催されました。
成績は、皆さんご存知の通り、宮崎牛が出品区分9つのうち、5区分で優等首席を獲得し、前大会に続き宮崎県が2連覇を達成しました。
本大会には、松原区の坂元幸保氏・坂元一貴氏親子が本県代表として出品することは以前にも報告しましたが、なんと、優等賞2席と優等賞首席、さらに一貴氏の出品区分では内閣総理大臣賞にも輝きました。
2年前の口蹄疫発生のとき皆さんのご協力のおかげで早期収束し、ワクチン接種を免れ、殺処分を免れ、生き延びた牛たちです。まさに口蹄疫からの復興、宮崎県の畜産の底力が証明されました。口蹄疫発生時に宮崎県の畜産復活を願って寄せられた全国からの支援に、お応えする事が出来たのではないかと思います。
それにしても全国から集まった500頭近くの和牛は、どれも立派で愛情たっぷりに育てられていて、堂々としていました。そんな中にあっても宮崎牛は注目を集め、出品者の方々やサポートスタッフ、応援団もそれぞれに存在感を示していて、総合力で勝ち取った勝利だと思います。いや~夢ってかなうものなんですね、感動しました。出品者の皆さんを始めサポートいただいたすべての皆さんに心から感謝申し上げます。
後は、この結果をどう生かし、ブランド力を強化し、他の和牛との差別化を図れるか、農家の所得向上にどうつなげるかが、私たちの課題です。県や関係団体などと力を合わせながら頑張ってまいります。

和牛を撫でている男性の写真
会場を和牛と男性が歩いている写真
会場の真ん中で和牛が整列してならんでいる写真
壁側に立っている4名の男性に向かって横一列に並んでいる4頭の和牛の写真
ステージ中央で表彰されている男性の写真
おめでとうの横断幕をもって立っている人々の写真

この記事に関するお問い合わせ先

えびの市 企画課 秘書係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

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ファクス:0984-35-0401

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