市長コラム バックナンバー(平成24年7月)

更新日:2022年03月03日

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第73号 (平成24年7月31日掲載)

7月28日、西川北菅原神社牛越祭に参加させてもらいました。
毎年決まった期日に開催されるこの祭りは、家畜の無病息災と畜産業の繁栄を祈願して行われるもので、400年以上の伝統を誇ります。牛が丸太を飛び越える祭りは全国的にも大変珍しく、平成4年に宮崎県の無形民俗文化財に指定されています。
当日は多くのカメラマンが、牛が丸太を越えるたびにフラッシュをたいていました。伝統行事が当たり前に開催されることは大変ありがたいことで、白坂保存会長さんをはじめ地元の方々には感謝いたします。
私も2回、牛の手綱を引いて丸太越えに挑戦させてもらいました。優秀な牛に恵まれ2回とも大成功でした。家畜の無病息災、畜産業の振興が達成されることを願っています。

奥には沢山の見物客が集まっていて、、手前には7頭ほどの牛が並んでいる写真
法被姿のえびの市長が牛の首にリボンの様なものを付けている写真
えびの市長が牛を紐で引っ張り牛が前に横たわっている丸太を超えようとしている写真

第72号 (平成24年7月19日掲載)

平成24年度えびの市消防団夏季点検・操法大会

7月8日、平成24年度えびの市消防団夏季点検・操法大会が永山公園河川敷で行われました。
今年は長雨が続いていたので選手の皆さんの練習不足を危ぐしていましたが、そんな心配を払拭する素晴らしい消防操法を披露してくれました。改めてえびの市消防団の錬度の高さ、団結力、組織力を実感でき、点検長として安堵するとともに、団員の安全確保にこれからも努力を続けて行く決心をしました。
優勝した3分団1部、1分団8部、1分団10部の皆さんは、7月22日(日曜)開催予定の西諸大会優勝目指してがんばってください。私も応援に行きます。

消防団員達が空き地に停められている消防車からホースを引っ張っている写真
消防団員2名がホースを持ち放水をしている様子を横から写している写真
作業着姿の男性が制服姿の男性から優勝旗を受け取っている写真

鹿革製品を河野宮崎県知事にPRしました

7月10日、河野宮崎県知事を表敬訪問しました。
現在えびの市では、農作物を食い荒らす鹿や猪などの鳥獣被害が大きな問題となっています。柵の設置や猟友会の皆さんの協力を得て駆除なども行っていて、成果も上がってきています。同時に駆除された鹿の有効活用にも独自に力を入れてきました。結果、えびの市鹿協会が設立され、鹿肉の加工処理、鹿革の製造加工の研究を進めることができ、販売の目途もたってきました。
そこで、今回、河野知事を表敬し、これまでの取り組みを報告するとともに、鹿革製品のPRを県としても取り組んでもらうこと、鳥獣被害補助金の継続などを要望し、名札入れと名刺入れをプレゼントしました。知事も大変感動していましたが、鹿革は大変やわらかく丈夫です。私もメガネふき、名札入れ、名刺入れ、カバンなど使っていますが、高級感があり、使うほどに風合いが出てきて気に入っています。皆さんもぜひ使ってみてください。

河野宮崎県知事が中央に座っていて、両脇にえびの市長、関係者たちが座って話をしている写真
中央に大きな木のテーブルがあり、テーブルを囲むように6名ほどの関係者たちが座っている写真
河野宮崎県知事、えびの市長、周りに7名の関係者たちが並んでいる記念写真

韓国岳登山道の規制が解除されました

7月15日、霧島山安全祈願祭に参加し、韓国登山を楽しんできました。
昨年1月の新燃岳の噴火以来、約1年半、登山道を中心に入山規制をかけ安全確保に努めてきました。特に韓国登山ができない状態でしたので観光客は激減しましたが、その間、えびの高原の防災組織や観光活性化の組織が立ち上がったり、甑岳の新たなルートが開発されたり怪我の功名もありました。しかし、何と言っても多くの人が韓国岳登山道の開放を心待ちにしていました。
そして先月、平成24年6月26日に立ち入り規制区域が新燃岳火口3キロメートル以内から2キロメートル以内に縮小されました。その後の関係機関との協議や調査登山を実施した結果、平成24年7月15日午前9時以降に入山規制を一部解除し、韓国岳・大浪池・高千穂峰(高千穂川原から高千穂峰山頂)の登山を可能とすることになったものです。
当日は、えびの市と霧島市の両観光協会が共催で、安全祈願祭が開催されました。9時の入山規制開放と同時に多くの登山客が韓国岳山頂を目指しました。あいにくの天気でしたが、多くの方々から「良かったですね、楽しみにしていました」と声をかけてもらいました。私も久しぶりに山頂まで登り、皆さんと喜びを分かち合いました。
なお、噴火警戒レベルは依然として3のままであり、立ち入り禁止の区域もあります。今後とも新燃岳に関する情報に十分注意し、マナーを守って大自然を楽しまれるようお願いします。

神主が頭を下げている参加者達の頭上で木の枝を揺らしてお祓いをしている写真
韓国岳標高1700メートルと書かれた札の横でえびの市長が笑顔で立っている写真
霞みがかっている岩山をリュックを背負った沢山の登山者たちが歩いている写真

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