市長コラム バックナンバー(平成24年5月分)

更新日:2022年03月03日

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第69号 (平成24年5月29日掲載)

年度初めは、出張などが重なり市長コラムの更新がなされませんでした。申し訳ございません。久しぶりに書き込みます。

南九州コカ・コーラプロダクツ株式会社えびの工場3号ライン竣工式

5月11日、南九州コカ・コーラプロダクツ株式会社のえびの工場3号ライン竣工式がありました。本社や関連企業・建設関係の企業などから約60人の参加があり、ペットボトルの成型から非加熱で無菌状態を作る最新鋭の製造ラインの竣工を祝いました。
南九州コカ・コーラプロダクツ株式会社は、平成16年に当市で創業して以来、順調に業績を伸ばし、現在、関連グループを入れると200人以上の雇用をえびので創出されています。また、隣接するグリーンパークえびのは、毎年30万人を越える新たな観光施設として定着し、地域住民と一体となったイベントも数多く開催され、企業・住民・行政が協働のまちづくりを進める拠点としても成長を続けています。経済状況が不安定な中、今回の竣工は、えびの市民にとっても大変心強く感じられたと思います。今後とも共に発展したいものです。

えびの工場3号ライン竣工式と書かれている壁の前で市長が参加者達に話をしている写真
えびの工場3号ライン竣工式と書かれている壁の前でメガネをかけた男性がマイクを持ち話をしている写真

第5回ジオパーク国際ユネスコ会議

5月11日、第5回ジオパーク国際ユネスコ会議が、長崎県島原市で開催されました。霧島ジオパークを構成する自治体の首長と参加しPRしてまいりました。
5月10日には、福岡県柳川市で九州市長会があり、5月11日朝には南九州コカ・コーラプロダクツ株式会社の竣工式に出席のため帰郷し、竣工式終了後、すぐに島原市に出発と、ばたばたしましたが、歓迎レセプションでは多くの関係者と名刺交換ができました。二日目のフォーラムでは、霧島市長が代表で英語のスピーチをするなど、世界ジオパーク入りを目指す上で大変意義がある大会参加となりました。イベント入場者は2万人を超え、海外からも31か国から593人の参加がありました。どこのジオパークも個性豊かにアピールをしていました。
国内のジオパークも世界ジオパーク認定に向けた申請を目指すところが増えてきており、霧島ジオパークも更に魅力に磨きをかけ、地域が一体となって情報発信して行く必要性も改めて感じました。そのためにも市民レベルでのジオパークへの理解と協力の広がりが大切です。世界に誇れる霧島山と加久藤カルデラに誇りを持ち、地域住民自らがその魅力を発信できるようになることが大切だと思います。えびの高原のエコミュージアムセンターも約2億円の国費を投入してリニューアルされます。多くの市民が理解を深め、新たな魅力を発信し交流人口を増やして行きましょう!

壇上で男性が話をしていて、後ろにある大きなスクリーンに話している男性の姿が大きく写っている写真
奥にはドーム状の建物があり、赤いおそろいの上着を着た参加者たちが会場に向かって歩いている写真

第10回環霧島会議

5月18日、都城市で第10回環霧島会議が開催されました。
平成23年度の取り組みと決算が報告され、平成24年度の取り組みと予算が承認されました。本年度の取り組みの主なものは、水資源の保護条例の検討やJR霧島周遊列車の4回運行。鹿の一斉捕獲、霧島防災案内板や退避豪の設置、合同防災訓練の実施、などです。世界ジオパーク認定申請に向けては、専門員の配置が大きな課題となりました。また、昼から行われた「新パワースポット環霧島トライアングル」をテーマに行われたパネルディスカッションでは、パネラーとして参加し、JR吉都線・肥薩線の魅力を中心にえびのの魅力をPRしました。この地域が県境を越えひとつになって情報発信することの重要性を確認できました。

白い机に座ったえびの市長が両手でマイクを持って話をしている写真
壇上でえびの市長が他の参加者達と並んで座っている様子を上から写している写真

えびの駐屯地創立31周年記念市中パレード

 5月19日、昭和56年の陸上自衛隊駐屯地創設以来30年ぶりとなる市中パレードが、市役所東側の通りで行われました。これは、えびの駐屯地創立31周年記念事業の一環として行われたもので、自衛隊との共存共栄を目指す当市にとっても大変意義のあるパレードとなりました。陸上自衛隊では、大幅に人員が削減される中、組織改編が行われており、残念ながら第24普通科連隊も縮小の可能性があります。
現在、区長会の皆さんの協力を得て、第24普通科連隊の増員増強の署名を行っておりますし、今回のような新たな取り組みをとおして「絆」を証明することは、今後の陳情活動の中でも大きな説得材料にもなるのではないかと期待しています。パレードは、市民の皆さんからも大変好評でした。これからも更に自衛隊との共存共栄を目指してまいります。

紅白の幕が掛けられた高い台にえびの市長が立っていて、市長の前をジープが通っている写真
道路の脇に沢山の見物人が集まっていて、中央の道路をジープが通っている写真

モンゴルから帰国の永田さんが来訪

5月22日、これまでも市長コラムで活躍をお伝えしてきていた海外青年協力隊員の永田さんがモンゴルから帰国され、表敬訪問されました。
見事なモンゴル衣装に身を包み、JICAの日高さんと来庁されました。永田さんは、22年3月から海外青年協力隊として活躍され(市長コラム19号参照)、これまでモンゴルレポートもVOL9まで送っていただきました。2年間の活動を終了し、無事に帰国されほっとしていらっしゃるのでは?と思っていましたが、すでに次の海外行きが決まっているとのことで、スケールの違いを感じました。永田さんが活動される中で、えびのの子どもたちの使っていない楽器をモンゴルに送ったり、楽器の活用状況とお礼が写真とメッセージで送られてきたり、それを市内の学校に張り出したりと、いろいろ子どもたちの間でも交流ができたと思います。今回もモンゴルの子どもたちから、えびのの子どもたちへのメッセージをたくさん持ってきていただきました。永田さんの活動は終わっても、えびのの子どもとモンゴルとの子どもたちの文通が続けばいいなと期待しています。
永田さんも、いつかこれまでの経験をえびのの子どもたちに伝え、役立ちたいとお話をされていました。次の帰国の時にはぜひ時間を作って、これからの海外体験も追加した話をしていただければと思います。

モンゴル衣装を着た永田さん、JICAの日高さんが椅子に座って市長と話をしている社員
左にえびの市長、中央に永田さん、右に日高さんが座っていて市長が両手を開いて話をしている写真

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えびの市 企画課 秘書係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

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