市長コラム バックナンバー(平成24年3月分)

更新日:2022年03月03日

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第68号 (平成24年3月29日掲載)

 3月定例会も無事終了し、頭の中は新年度の取り組みでいっぱいですが、大切な皆さんの税金ですから最大の効果が上がるように、全力で取り組んでいきたいと思っています。市民の皆さんのこれまでと変わらないご協力もよろしくお願いいたします。さて、今の時期は年度替りという事もあって、退職や人事異動などで庁舎内もあわただしくなってきております。別れと出会いが交錯しますが、この節目にお互いが感謝の気持ちを持てる環境が大切だと痛感しています。新たなステージで新たな気持ちと目標を持って、感謝の気持ちを推進力に変えて頑張ってまいります。
 3月27日、京町で「B級(美求)グルメ発表会」がありました。これは現在取り組んでいる京町温泉活性化プロジェクトの一環で約半年前から試作品開発を進め、一定の方向性が出たことで発表会となったものです。内容は、えびのならではの食材にこだわった、えびの産の鹿肉にえびの産ヒノヒカリノの米粉をまぶし油で揚げてあり、甘酢につけてタルタルソースで食べます。名前は「鹿ん南蛮」(しかんなんばん)!旅館組合や飲食店組合の皆さんがそれぞれ独自の味付けで持ち寄られ、アレンジもバラエティーにとんでいて最高のクオリティーでした。臭みも無くあっさりとして鹿肉独特の赤みのうまさが堪能できました。鹿肉の安定供給の問題も解決できそうで、店頭に並ぶ日も近いのではないでしょうか。黄色い旗が京町温泉街にはためく日を楽しみにしています。やはり、地域住民が知恵を出し創り上げていく、自分たちの力で切り開いて行くところにこそ活性化が生まれると言うことを再認識しました。京町の皆さん一緒に頑張ってまいりましょう!

石の模様の様な四角い器に梅の花と鹿ん南蛮の料理が盛り付けてある写真
長机の上にお皿に盛りつけられた料理が並んでいて、中央に立った男性が話をしている写真
料理が置かれている長机の周りに関係者たちが集まっていて、料理を見ている写真

67号 (平成24年3月2日掲載)

 陸上自衛隊えびの駐屯地の増員増強の要望に行ってまいりました。2月21日に熊本(西部方面総監部と第八師団)、23日・24日に東京(民主党本部と防衛省と地元選出国会議員)に、近隣市町の首長や議員、後援組織の方の参加をいただいて、本年度二回目の要望活動となりました。
 えびの駐屯地は、平成17年に部隊がコア化され、隊員が1,380名から600名へと削減され、近隣自治体としても地域活性化や災害時対応など影響が懸念される状況となっております。
 そんな中、昨年えびの駐屯地開設30周年を迎え、市民の共存共栄の意識は高まっていると感じますし、東日本大震災などを受けて自衛隊への国民の信頼と期待は高まっています。
 しかし一方では、新中期防衛力整備計画の中にも明記されているように、自衛官の削減が現実のものとなっており、事実九州以外の部隊の削減はすでに完了し、九州の部隊も削減が進みつつあります。
自衛隊、防衛省の皆さんは、削減に危機感を持ちながら、こういった地元からの要望活動に感謝されていました。国会議員の皆さんも自衛官削減には一様に反対でした。
 えびの市といたしましては、VLFという重要施設を抱えている観点からも、えびの駐屯地の増員増強、フル部隊化をさらに推し進めていかなくてはなりません。24年度は正念場になると思います。市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

手前には長机があり関係者たちが座っていて、奥にはえびの市長と外山斎議員が立っている写真
えびの市長と外山斎議員が二人で要望書を手に持ち立っている写真
松の木が描かれた屏風の前でえびの市長と軍服姿の男性が向かい合わせに立っている写真
えびの市長がメガネをかけた議員に要望書を渡そうとしている写真
黒いスーツ姿の男性がえびの市長と二人で要望書を持って立っていて、手前に4人の男性が写っている写真
中央に要望書を手に持った古川議員とえびの市長、両脇に4名のスーツを着た男性が並んでいる写真

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