市長コラム バックナンバー(平成23年5月分)
第50号 (平成23年5月18日掲載)
5月15日、えびの駐屯地で災害援助隊出発式が行われました。
東日本大震災の被災地に災害派遣される、第8特科連隊第3大隊に所属の隊員65人の出発に伴う激励会という形で開催されました。
今回は、自衛隊父兄会や後援会の方々の声かけにより、約100人の市民の方も参加して開催されました。すでに1次・2次の派遣隊53人は任務を無事終了されており、今回第4次としての派遣となるものです。
私たちは、なかなか現地での支援が出来ませんが、えびの駐屯地からその任に就かれる隊員を激励することで、私たちの想いも届くのではないかと思います。西部方面隊生活支援隊の一員として約1カ月、無事に任務遂行されることを祈ります。「被災地の方に一人でも多く有り難うと言ってもらえるよう任務を全うします」という隊長の力強い言葉が印象的でした。
今回の東日本大震災は、原発事故も重なって復興に大きな時間が必要です。派遣が終わり帰って来た市職員に現地の様子を聞くとまだまだ手付かずの地域もあるそうで、職員派遣も長期化しそうです。6月までは、気仙沼市に派遣しますが、7月からは県と統一して宮城県亘理郡山元町に派遣先が変更されそうです。現地の職員は被災しているにも関わらず昼夜を問わず働いているそうで、行政のマンパワーがまだまだ必要とされています。
また、先日は、被災され、えびのに避難されている方に支援金を配布させていただきましたが、災害発生時の混乱や家族と連絡が1カ月ほど取れなかったことなどご苦労も聞きました。しかし、復興に向けて現地では動きが活発化している状況なども聞けて、今後ともいろんな角度からの支援をしていかなくてはならないと思いました。
第49号 (平成23年5月10日掲載)
ゴールデンウィーク中えびの市内でも多くのイベントが開催されました。昨年は口蹄疫の影響でほとんどのイベントを自粛していただいたので、2年ぶりの開催となったものがほとんどでした。
特に、5月4日に行われた末永地区の「田の神さぁまつり」や5月8日に市内約二十数カ所で開催された「馬頭観音祭」は、地域住民にとって最も大切なお祭りでもあったため、無事に開催できて皆さん喜んでいらっしゃいました。
一年を振り返ってあらためて自然に感謝しました。また、挨拶の中でも防疫意識の啓発について触れさせていただき、口蹄疫が二度と発生しないようにお互いに誓いました。
5月7日は、「真幸駅開業100周年記念式典」を開催させていただきました。多くの関係者の方々や地域の皆さんに集まっていただき盛大に開催できました。加久藤中学校ブラスバンド+市役所職員&OBの皆さんも演奏で花を添えていただき、いさぶろうしんぺい号の乗客の皆さんも喜んでいらっしゃいました。
西内竪区長の鶴田さんと真幸駅友の会の前川さんに感謝状を贈り、これまでのご苦労に敬意を表し、これからの更なる活躍を祈念しました。
郷土芸能やいろいろな催し物、物産販売などもあり終日盛り上がりました。次の200周年に向けてさらに魅力ある駅づくりを誓う良い式典になったと思います。








第48号 (平成23年5月6日掲載)
4月24日、「関西えびの会発会式」が大阪のど真ん中、中央区のシティプラザ大阪で開催されました。総会も無事通過し、念願の「関西えびの会」が設立されました。
当日は、議長、JA組合長、県大阪事務所長、近畿県人会長など約20人の来賓を含め、230人を越えるえびの出身者の方々が参集されて、盛大に行われました。
これは、昨年の口蹄疫からの復興事業の第一弾として開催した「えびの市大阪物産フェアー」を機会に、これまで関西地区になかった「えびの会」発足の話が盛り上がり、約半年という短い時間で立ち上げていただいたものです。
発起人の梶原さんや、新しく会長に就任された落合さんをはじめ役員の方々には、立ち上げまでのご苦労をねぎらうと共に、今後のご協力をお願いしたいと思います。
市と致しましても、観光誘致や企業誘致など関西圏を中心にPR活動を行い、政策を強化する予定ですので、関西えびの会とのパートナーシップはさらに重要になってくるものと期待しています。



更新日:2022年03月03日