市長コラム バックナンバー(平成22年7月分)

更新日:2022年03月03日

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第24号 (平成22年7月28日掲載)

 7月27日、宮崎県内の家畜の移動制限がすべて解除されました。

 えびので最初の疑似患畜が確認されてちょうど三カ月、私たちの想像をはるかに超える猛威を振るった口蹄疫も、ついに終息に向けて大きな区切りがついた忘れられない日となりました。

 改めて、口蹄疫に関するこれまでのすべての犠牲とご苦労ご協力に心から感謝いたします。

 私たちはあまりにも多くのものを失くしました。しかし、それを超えるだけの大きな気付きと経験も勝ち取ったと信じたいものです。

 皆さん、信じてください。わがえびの市は、必ず復興をとげこれまで以上の輝きを取り戻すことでしょう。市長室に義援金や暖かいメッセージを持ってこられる市民の方や子ども達の素直な気持ちに接すると、その気持ちは、改めて新たな確信へと変わっていきます。

 「えびの市口蹄疫復興対策会議」の中でも具体的な復興イベントや対策が出来つつあります。私たち一人一人が、今何が出来るのか、できることに全力で取り組んでいくことが大切だと改めて感じています。

 市民の皆さん!今こそ復興に向けてえびの魂を発揮しましょう。清浄化を勝ち取ったときのように…。

 そして市外の皆さんも、これまで色々とご迷惑をお掛けしましたが、ぜひ暖かい気持ちで、ご協力、応援ください。よろしくお願いいたします。

会議参加者が、着席し手元の資料を見ている写真
会議室にて、着席し話をしている町長や関係者の写真
口蹄疫復興対策本部会議にて、口の字型で配置された席に着席し話をしている関係者の写真
市長室にて、市長と男性3名が着席して話をしている写真
小学校児童4名から口蹄疫に対する激励の手紙を受け取る市長の写真
市長室にて、中学生の男女3名と市長が着席し話をしている写真

第23号 (平成22年7月23日掲載)

 梅雨が明けました。素晴らしい青空と入道雲、久しぶりに上を向いて、すがすがしい気分になりました。

 こうして、改めて市内の風景を市長室の窓越しに眺めると、その雄大さに心が動かされます。かけがえの無い私たちの故郷は、いつも私たちに生きる勇気を与えてくれています。

 今回の口蹄疫の発生や、豪雨災害を目の当たりにすると、私たちの生活が大自然の息吹の一部に過ぎないこと、その中で私たちの命が生かされていることを痛感します。

 これからもこの大自然の恵みの一員として、共存しながら、このまちの繁栄に力を合わせていきましょう!

 「顔晴れ(がんばれ)!えびの!想い(おもい)はひとつ!」

青空に浮かぶ白い雲の下の加久藤ループ橋と手前の川などの風景写真

第22号 (平成22年7月7日掲載)

 なかなか終息しない口蹄疫。これだけ人や物が大量に動く中で、ウィルスの移動を人間がコントロールすることは至難の業だと改めて痛感しています。

 新たな発生農家の方は、紛れも無く被害者です。加害者扱いされないように願っています。

 今回の口蹄疫発生で、多くの影響を受けた方々が被害者意識をお持ちであると思います。何が悪かったのか…、まん延した原因は何か…、きちんと検証する必要はありますが、誰が悪かったのかと言う検証では、解決に結びつかないような気がします。

 そんな中、7月1日に県から「交通事故死亡事故ゼロ表彰」をいただきました。6月29日で730日間(2年間)えびの市内で死亡事故が発生していないことを受けての表彰ということでした。これもひとえに市民が一致団結して取り組んでいる結果だと大変誇りに思っています。これからも記録を延ばしていきたいと思います。

 また、7月6日に復興へ向けた取り組みの一環として「顔晴れ(がんばれ)!えびの!想い(おもい)はひとつ!」の横断幕を設置しました。市政施行40周年記念事業企画委員会チームリーダーの松下さんとともに市役所の高架に設置しました。市民一丸となって最初に清浄化を勝ち取った自治体として、復興へも一番乗りをしたいと思います。

 皆さんのご協力をお願いいたします。

えびの警察署長から表彰状を受け取る市長の写真
「顔晴れ!えびの!想いはひとつ!」と書かれた横断幕の後ろにガッツポーズをして並ぶ町長、男性3名の写真
スーツの男性から義援金を受け取った市長がお互いにお辞儀をしている写真
男性2名から、義援金を受け取っている市長の写真

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えびの市 企画課 秘書係

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