市長コラム バックナンバー(平成22年5月分)

更新日:2022年03月03日

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第17号 (平成22年5月28日掲載)

えびの市内で口蹄疫の疑似患畜が確認されてから一カ月がたちました。

豪雨災害、台風災害以上に予想できない甚大な災害にあった印象です。畜産農家の方々はもとより、地域経済に及ぼした影響も大きなものがあります。また、子ども達や一般市民の方々への影響を考えますと、これまで私たちが経験したことの無い特殊な事態になっていると言えます。
「何でこんなことになってしまったのか」やるせない憤りでいっぱいですが、せめてこの非常事態を乗り切ることで得られる一体感を大切にしたいと思っています。みんなで力を合わせれば乗り越えられる一体感を私たちえびの市民は持っているんだ。私たち市民の絆は、どんな災害よりも強いんだ。そんな底力がこの窮地を支えてくれていると私は信じています。
そんな中、市内の県道沿いに写真のようなメッセージが設置されました。農家の方が、消毒ポイントで作業をされている方々や消毒に協力していただいている市民の方への感謝のメッセージだとおもいます。心が洗われる様な気持ちと同時に農家の方の気持ちの強さ優しさが強烈に伝わってきました。心から感謝いたしております。
えびの市の清浄化はもとより、宮崎県の清浄化にむけて今後とも懸命に活動してまいります。皆さま方の引き続きのご協力よろしくお願いします。

「消毒ありがとう」のメッセージが稲発酵粗飼料に1文字ずつ書かれ並べられている写真

第16号 (平成22年5月25日掲載)

5月24日、宮崎県口蹄疫緊急対策会議に出席しました。

ワクチン接種から殺処分、埋却地の問題、土地の確保の問題、補償の問題など「ワクチン接種」という防疫対策の大筋の結論が出ているものの、まだまだ具体的に解決していかなくてはならない問題は山積しています。
法定伝染病と言う非常事態にあって、縦割り行政の弊害も感じました。何とかお互いの立場を理解し役割をはっきりさせ、力を結集できるようにすることが解決への早道だと感じます。
えびのの清浄化検査を成功させ、明るい話題を提供し、引き続き宮崎県の清浄化に向けてがんばっていかなくてはならないと決意を新たにしています。
また、多くの方々から義援金や応援メッセージなども多くいただくようになりました。全員の方を紹介できませんが、本当にありがたく思っています。この温かい気持ちを農家の皆さんを中心に、口蹄疫の発生で影響を受けたすべての方々に伝えていきたいと思っています。

スーツの男性から義援金を受け取る市長の写真
スーツの男性2名と話をしている市長の写真
椅子に座って話をする、市長と男性2名の写真
清浄化確認作業出発式にて、体育館で着席している関係者の前に立ち、話をしている市長の写真
黄緑色のカゴに入れられた検査キットが、ブルーシートの上に沢山並べられている写真
宮崎県口蹄疫緊急対策会議で、東国原知事が起立しマイクを持って話をしている写真

第15号 (平成22年5月24日掲載)

えびの市口蹄疫防疫対策本部は、新たな局面を迎えることになりました

「清浄確認検査の実施」です。つまり、市内での最終発生から10日間、新たな発生が確認されていないことにより、本当に口蹄疫に感染した牛や豚がいないのか、半径10キロメートル以内の全頭検査をするものです。
発生農場で作業をしていない県外の獣医師が、二人一組で徹底した消毒を行いながら各農家を巡回し、採血や目視で検査します。結果が出るのは10日後となりますが、移動制限を解除し終息宣言を出す上で必要な検査だと考えています。
清浄化に向けた大きな一歩だと考えますが、これからが勝負です、気を引き締めて防疫活動を強化してまいりたいと思っています。
なんとしても一刻も早く終息宣言を発することが、えびの市のためだけでなく、宮崎県の口蹄疫対策にも大きな影響を与えると考えます。
宮崎の畜産を守るために、日本の畜産を守るために、まだまだ私たちの活動は続きます。

第14号 (平成22年5月20日掲載)

宮崎県に口蹄疫非常事態宣言が発せられました。

国や県の大きな政治判断がなされ、川南周辺では、ワクチン接種という大きな対策が打たれることになりました。本当に大きな決断だと思います。
幸いえびの市では、「消毒が徹底し、拡大に歯止めがかかりつつあり、現時点ではワクチン接種しない」との判断がなされました。
ワクチン接種は、防疫上大きな効果も期待されますが、農家の負担も大きくなります。何とか今の封じ込めを成功させ、拡大防止の目処を立てることに全力を傾注していきたいと思っています。
市内の皆さんにはもちろん、県内外を問わず、多くの皆さま、自治体関係者にご迷惑をお掛け致しておりますが、24時間体制でがんばってまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
また、多くの声援や応援メッセージ、義援金など温かい支援をいただいておりますことに対しまして心から御礼申し上げます。本当に涙が出るほど感謝いたしております。皆さま方の志が大きな支えになっていることは確実です。私たちも市民の皆さんを支えながら全力で取り組んでまいります。これからもよろしくお願いいたします。

向かい合って着席している関係者の中で、中腰の姿勢で意見を述べる東国原知事の写真
谷垣総裁と鹿児島県自民党国会議員への要望活動にて、向かい合って着席している関係者の写真
小里代議士の横に座り話をしている市長の写真
「口蹄疫防疫対策本部」と書かれた幕がある口の字型に机がレイアウトされた会議室で、着席する関係者の写真
えびの市対策本部で意見交換する山田副大臣と町長の写真

第13号 (平成22年5月10日掲載)

今回の口蹄疫発生に伴い、県や国の機関から多くの方々がえびの市を訪問されました

民主党の外山議員、自民党の古川議員・松下議員。松野頼久内閣官房副長官。共産党県議団の皆さま。公明党の農林水産委員会の皆さま。そして、東国原知事。皆さん大変心配をされ、現状をお伝えすると驚かれ、今後の協力と励ましの声をいただいております。大変ありがたいことです。それぞれがそれぞれの立場で、力を発揮していただけるものと期待しています。
そして本日は、赤松農林水産大臣と意見交換をする機会をいただきました。都農町長や川南町長、JA組合長とそれぞれ現状報告と要望をしてまいりました。大臣の口から直接、財政支援や執行の簡略化など力強い支援の言葉をいただきました。
しかし、市内の発生農場から他の農場・地域への防疫対策については、ほとんど考慮されておらず、現場自治体と政府との温度差も痛感しました。つまり、えびの市内の防疫対策はこれまでどおり、私たちが力を合わせて取り組んでいくしかないと言うことです。
今後の畜産農家に対する財政支援では、国が大きな役割を発揮してくれるものと期待しますが、現時点でのまん延防止対策については、国は現在の法律に従って移動制限区域(えびの市はほとんど区域内です)から外に出さないという対応に終始されることになりそうです。
結論を言えば、誰が悪い訳でもありません。犯人探しをする前に私たちがそれぞれできる範囲で全力を尽くすしかないと言うことです。政府・国会を含め関係機関はもとより、市民の皆さまも力を一致団結させてこの難局を乗り切っていきましょう。私たち市役所も24時間体制で、頑張ってまいります。地域住民の方々には引き続きご迷惑をおかけしますが、なにとぞご協力いただきますようお願いいたします。
また、県・市境を越えて近隣住民の方々にもご心配後迷惑をおかけしますが、一日も早い終息に向けて頑張りますのでご協力よろしくお願いします。

松野内閣官房副長官が起立し話をしている写真
口の字型に机がレイアウトされた会議室で、着席している関係者の写真
低いテーブルに広げられた地図を指さしながら東国原知事に説明している市長や関係者の写真
赤松農林畜産大臣がマイクを持って話をしている写真
赤松農林畜産大臣との意見交換の場にて、市長がマイクを持って話をしている写真

第12号 (平成22年5月7日掲載)

4月28日、市内で家畜伝染病「口蹄疫」の擬似患畜の牛が確認されました。

その後、5月4日には豚の擬似患畜が確認されました。いずれも擬似患畜を含め確認農場の家畜は、すべてその日のうちに殺処分し埋却を完了していますのでご安心ください。
口蹄疫に感染した家畜の肉が市場に出回ることはありませんし、仮に感染した家畜の肉を食べても人体に影響はありません。現在、市場に出ている「宮崎牛」は、新鮮で安全なものばかりですので、安心して食べてください。
しかし、口蹄疫は、家畜の間では大変感染しやすく、擬似患畜が確認されるとその農場の家畜はすべて処分しなければなりません。また、農家独自の防疫体制の強化や、セリ市に出せない影響などから畜産農家の皆さんの不安や心配は極限に達しています。
市内では、市独自の消毒ポイント(11カ所)や交通規制(23カ所、どちらも5月6日現在)を設置し、防疫体制を強化しています。
これらの活動は、今後ともさらに広範囲で強化していく可能性があります。市民の皆さんや、市内にこられた方々には大変ご迷惑をおかけしますが、えびの市の畜産を守るために何とぞご理解の上、ご協力いただきますようお願いいたします。
対策本部も全力で防疫体制に取り組み、24時間体制で一日も早い終息宣言に向けて活動を続けてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

えびの市 企画課 秘書係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

電話番号:0984-35-1111
ファクス:0984-35-0401

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