市長コラム バックナンバー(平成22年3月分)
第9号 (平成22年3月4日掲載)
3月2日、ポストカードの写真と詩で有名な「きむ」さんが、来庁され、取材と写真撮影が行われました。
取材の目的は、きむさんが、子ども達の「夢」についての本を作成される過程の中で、政治家を目指す子供が極端に少なかった事から、子供たちが人生の目標に政治家(まちづくりのリーダー)を目指すようなメッセージを送りたい。その対象には、まちの市長さんを取上げる事が子供たちにも分かりやすいのではないか…と言うことで、私にも取材協力の依頼があり、その考えに大いに賛同し、協力することになったものです(私以外にも、全国で約20人の市長さんを取材されるそうです)。
インタビュー形式でしたが、話が盛り上がって予定の時間をオーバーしてしまいました。30歳の若きエッセイスト兼経営者(約60人の社員を雇用されているそうです)は、ものづくり、心づくりに対する熱いハートをお持ちの素晴らしい人でした。
私たちも、きむさんに負けない熱い心で「まちづくり」に取り組んでいかなくてはならないと、志を新たにしました。
3月3日に、水彩画展示会・絵画教室の指導をしていただいたゲーリー・ブコブニック氏と、マネージャーのノバート氏、全体をプロデュースしていただいたキモノスタイリストの冨田氏が来庁されました。
土器組合長も同行され、絵画教室にとどまらなかった多くの取り組みや今後の可能性、新たな企画などについてお話をいただきました。
まさしくえびの市全体をアート村としてとらえ、新しい発想で「えびの」をブランド化していく、市外はもとより世界に発信していく可能性に手ごたえを感じました。
えびのに多くのアーティストが魅力を感じ、活性化に向けて情熱を傾けていただいている中、私たちもしっかりとしたビジョンを持って、この情熱をつなぎ、具現化していかなくてはなりません。
今後も、この感動を多くの市民と共有し、市民一丸となった行動につなげていきたいと思います。
更新日:2022年03月02日