鳥獣被害でお困りの方へ

更新日:2022年02月28日

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市内で鳥獣による農作物の被害が多発しています。市では、鳥獣被害対策実施隊による追い払いと捕獲、電気柵の設置助成事業を行って対策しています。しかし、鳥獣被害を完全に無くすためには、ご自身での対策も必要ですので、下記内容を順に取組んでください。

1.シカ・イノシシについて

(1)エサを与えない。

シカ・イノシシが食べるのは田畑の農作物だけではなく、雑草、ひこばえ、収穫残渣、生ゴミなども食べますので、それらのエサとなるものは食べられないようにしましょう。

(2)ひそみ場所を作らない。

手入れされていない山林は野生動物にとって絶好のひそみ場所です。それらを刈り払い、見晴らしを良くすることで野生動物は田畑に入りづらくなります。見晴らしのよい里山にしましょう。

(3)防護柵を設置する。

田畑に防護柵を設置し、野生動物に入られないようにしましょう。防護柵につきましては補助事業もありますので詳しくは市農林整備課林務係までお問合せください。

(4)捕獲する

自己対策をしても被害が止まらない場合や大規模な群れが近辺に住みついている場合は、市に駆除の相談をしてください。追い払い、駆除を実施します。

2.小動物について(アナグマなど)

(1)エサを与えない。

シカ・イノシシの対策と同じく、エサとなるものを放置しないようにしましょう。

(2)捕獲する

アナグマなどの小動物については、市に申請することによって自分で捕獲する事が出来ます。(捕獲のみで処分はできません。)また、捕獲用の箱わなの貸出もできます。ぜひご相談ください。

3.カラスについて

(1)人家の場合

生ゴミは適切に廃棄しましょう。市のゴミ袋で処分される方は、ゴミ袋を倉庫や容器に入れてカラスから見つからないようにに隠しましょう。アパート、マンションの方は、ベランダにゴミ袋を置かないようにしましょう。

(2)田畑の場合

カラス対策はネットやテグス等を設置するのがもっとも効果的です。また、CDのような不規則に光るもの、反射するものも効果的です。しかし、CDやカカシなどは長らく同じ場所に置くと慣れてしまいますので、設置場所に変化をつけるようにしてください。カラスは不規則に変化するものを嫌います。

(注意)爆音機を使われる方は事前に周辺の住民の方々と相談して設置してください。

(3)追い払う

カラスは人間を嫌いますので、棒を振って威嚇したり、エアガンやロケット花火で追い払いましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

えびの市 農林整備課 林務係

郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地

電話番号:0984-35-3725
ファクス:0984-35-0401

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