【10・20代の男性と保護者の皆さまへ】新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について
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ファイザー社と武田/モデルナ社の新型コロナワクチン接種後に、ごくまれに、心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。特に10代・20代男性の2回目接種後4日程の間に多い傾向があります。
新型コロナウイルス感染症に感染した場合に、心筋炎・心膜炎になることがあります。感染症による心筋炎・心膜炎の頻度と比べると、ワクチン接種後に心筋炎・心膜炎になる頻度は低いことがわかっています。
ワクチン接種は、あくまでご本人の意思に基づいて受けていただくものです。ご本人が納得した上で、接種についてご判断ください。
ワクチン接種後に症状が出た場合は速やかに医療機関へ
ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸(どうき)、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診して、ワクチンを受けたことを伝えてください。
こうした症状は、心筋炎・心膜炎にみられる症状です。ただし、ほかの原因でもこれらの症状となることがあります。医師の診察を受けましょう。
心筋炎・心膜炎と診断された場合は、一般的に入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。
参考
厚生労働省パンフレット
新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について (PDFファイル: 613.2KB)
厚生労働省Q&A(外部リンク)
ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。
予防接種健康被害救済制度について(市ホームページより)
更新日:2024年04月01日