年末年始を迎えるにあたっての市長メッセージ(令和2年12月21日)
はじめに、新型コロナウイルス感染症につきましては、市民、事業者の皆様の徹底した感染防止策と感染拡大予防ガイドラインの実践によって本市においては未だ感染は確認されておりません。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
11月以降は、北海道や首都圏、関西圏、中部圏を中心に新規感染者の顕著な増加が見られ、全国的な感染増加につながっており、このままの状況が続けば、医療提供体制と公衆衛生体制に重大な影響を生じる恐れがあります。さらに、12月14日にはGoToトラベルを年末年始全国で一時停止するなど、国は強い危機感を示しております。
このような中、「業務中よりも、マスクを外す喫煙や昼食時などの休憩等でクラスターが発生している」との課題が指摘されております。これまで意識していなかった場面でも感染は起こり得ますので、新型コロナウイルスは常に身近にあると考え、職場やご家庭などでも十分に注意を払う必要があります。
また、冬の生活に適応するため部屋の気温と湿度を保ちながら定期的に換気を行うなどの工夫も必要です。
さらには、これから年末年始を迎えるにあたり、人が集まる機会が増えてまいります。その際には、「飲食を伴う懇親会等」「大人数や長時間におよぶ飲食」などの「5つの場面」は、感染リスクが高いことから、「飲酒は少人数、短時間で」などの「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」の徹底が大切になってまいります。
本県におきましては、複数のクラスターが発生し、新規感染も続いていることから、県では12月を感染拡大防止強化月間として、1.「新しい生活様式」の実践2.感染拡大防止のためのガイドライン遵守の徹底3.会食時は、感染リスクの高い行動(大声、大人数、長時間)を控える4.会食は「みやざきモデル」で。などを県民にお願いしています。
本市におきましては、新型コロナウイルス感染症対策分科会の「忘年会・新年会・成人式等及び帰省についての提言」や「みやざきモデル」をはじめとする必要な感染防止策の取組みを市ホームページ等でもお知らせいたしますので、是非ご覧いただき、実践していただきたいと存じます。
感染防止対策は、市民・事業者の皆様の日々の積み重ねが大切です。より一層のご理解とご協力をお願いいたします。
また、不確かな情報によるデマや誹謗中傷、風評被害が懸念されますので、正確な情報を適宜適切に提供してまいりたいと考えております。市民の皆様には、正確な情報の取得に努めて、冷静な判断をしていただきますよう、重ねてお願いいたします。
令和2年12月21日 えびの市長 村岡 隆明
更新日:2022年08月26日