えびの市内における新型コロナウイルス感染症急増に伴う市長メッセージ
宮崎県は、まん延防止等重点措置を新たに適用され、特に爆発的な感染状況となっている宮崎市、日向市及び門川町がまん延防止等重点措置区域として指定されました。また、県下全域に発令されていました宮崎県独自の「緊急事態宣言」は 8 月 31 日から 9 月 12 日まで延長となりました。これまで、西諸県郡は県内でも感染者が少ない状況にありましたが、本日、8 月 28 日に県が公表したえびの市の新規感染者は 6 名であり、これは人口規模の少ない本市にとって非常に大きな人数となりました。デルタ株にほとんどが置き換わっており、これまでと違った異次元の感染力が報告されています。そのため、えびの市民に限定していた公共施設等に関しては、県独自の緊急事態宣言の 9 月 12 日まで強い利用制限をかけ、また通常開館する施設に関しては、これまで以上の感染対策を徹底することといたしました。
えびの市は、未だに感染が収まらない熊本県、鹿児島県と接しており、危機感をもって感染防止に取り組むことが必要です。まずは、感染防止のために、マスク着用、手洗い・消毒、3密(密閉・密集・密接)回避を徹底していただき、また県が要請していますように人との接触機会を半減することで感染を早期に沈静化することに繋がります。なにとぞ、ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。大切なご家族やご友人を守るためにも、市民お一人お一人の取組が必要です。
ひきつづいてのお願いになりますが、ワクチンは高い発症予防効果が確認されており、重症化も防ぐことができることから、ワクチンに関する正しい情報を知った上で接種をご検討ください。ただし、ワクチン接種により完全に感染を防げるものではありません。ワクチン接種後もマスクの着用などの感染防止対策をお願いします。
また、感染者への誹謗中傷は厳に慎みましょう。ワクチンについても様々な理由により接種を受けることができない方もいます。思いやりの心で新型コロナウイルス感染症を乗り越えましょう。えびの市の皆様のご協力を宜しくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束のために全ての市民が力をあわせて一致団結して乗り越えていきましょう。
令和3年8月28日 えびの市長 村岡隆明
更新日:2022年08月26日