県の特別警報への引き下げを受けての市長メッセージ(令和3年6月21日)
県は、6月21日に独自の警報レベルを「感染拡大緊急警報(レベル3)」から「特別警報(レベル2)」に引き下げました。
本市においては市民のご努力によって大きな感染には至っておりません。ご協力に感謝申し上げます。
本県の現在の感染状況については、減少傾向にありますが感染力が強い変異株も確認されています。私たちは気を緩めることなく隣県をはじめ全国の感染状況に注視していく必要があります。
また、本市における高齢者(65歳以上)の新型コロナウイルスワクチンの接種状況は、各医療機関のご尽力によって接種数も徐々に増やしていだいたこともあり、6月20日現在で1回目接種が4,088人で51.2%、2回目接種が1,928人で24.1%となっています。
今後、接種計画に基づき順次、接種券を発送していく予定です。
これから新型コロナウイルスワクチン接種が進めば、抗体を持つ人・持たない人が混在する状況となりますが、接種したからといって絶対に感染しないわけではありません。接種の有無に関わらず感染予防対策はこれまでと変わらず引き続き、「新しい生活様式」の実践等に取り組んでいく必要があります。
ワクチン接種を巡っては、接種しないことを責める事例が全国で散見されています。ワクチン接種は強制ではありません。個人の判断が尊重されなければなりません。
また、感染された方やそのご家族は大変な不安の中で療養されることになります。差別や偏見でさらに苦しまれることがないよう、引き続き市民の皆様には正しい人権意識をもって冷静な行動をお願いいたします。
令和3年6月21日
えびの市長 村岡 隆明
更新日:2022年08月26日