緊急事態宣言の期限延長を受けての市長メッセージ(令和2年5月5日)

 緊急事態宣言の期限が延長されました。

 市民の皆様には、これまでも新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、他県への往来の自粛やイベント等の中止、延期、規模縮小や自粛などにご協力をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。
また、大切な経済活動にも大きな影響をきたす状況が続いていることにも憂慮しています。

 幸い本市では、感染者を一人も出していない状況ではありますが、全国においての感染状況は未だ収束に向かっておらず、新型インフルエンザ特措法に基づく緊急事態宣言の期間については、5月31日まで延長されました。

 市としても、既に市民一律1万円の商品券の配布や、宿泊・飲食業者に一律10万円の給付などの支援策を打ち出しておりますが、今後も引き続き、公の施設等の臨時の休業・休館や利用制限等をはじめとする感染症拡大防止対策を実施するとともに、4月27日に設置したえびの市新型コロナウイルス感染症対策生活支援・経済対策班を中心に、市民の皆様のご相談に応じ、新たな対策についても検討してまいります。

 市民の皆様には、引き続き、感染拡大リスクが高い「3つの密」を 徹底的に避けていただき、さらには今回新たに示された「新しい生活様式」などの実践をお願いいたします。

 今、ここで感染防止対策を緩めてはこれまでの努力や成果を水泡に帰してしまうおそれがあります。

 なお、SNSなどインターネット上で誤った情報やデマが拡散されています。根拠のない情報に惑わされることのないよう、ご注意ください。今後とも、適時適切な情報提供に努めてまいりますので、国、県、市などによる正確な情報に基づき、冷静な対応を取ってください。

 持久戦となりましたが、感染の連鎖をつくらないためにも、一人ひとりが、感染しない、うつさない、ウイルスを持ち込まないという意識を持って、市民一丸となってこの難局を乗り越えていきましょう。

令和2年5月5日 えびの市長 村岡 隆明